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australia-itp-2012

Australian Ballet School ITPリポート

こちらのサイトでは、2012年4月8日から15日までのAustralain Ballet School(ABS) ITP参加の様子をリポートします。
ただいま期間限定にて、パスワード無しでの閲覧が可能です。(2013/10/16)

新しい記事が一番上になります。

ポワントエクササイズでの注意点

ポワント・クラス まとめ
ここでは、主にイリーナ・コンスタンティノーバ先生(Ms.Irina Konstantinova)と、メーガン・コネリー先生(Ms.Megan Connelly)のポワント・クラスで注意されたことをまとめてみます。

  • エクササイズの順番がわからない時はやらない!
    コネリー先生がおっしゃっていたとても大切な注意です。
    自分が与えられたエクササイズを十分理解していない場合、(特にポワントの場合)やらないようにしてください。とても危険です。特に、筋肉がしっかりしていない歳若い生徒さんは、分からないで焦りながら動いていて、捻挫をしたり、足を滑らせたりすることが多いです。
    必ず今からやろうとしているエクササイズを理解して、覚えてから動くようにしましょう。解らなかったら質問しましょう!
  • 膝の後ろを伸ばしましょう
    年少の生徒さんのクラスでのアドバイス。
    ピケやフェッテを上手に回れる生徒さんでも、膝が伸びていないことがよくあります。そのまま続けていると、膝の上の筋肉が大きく発達してしまったり、膝痛、アキレス腱を痛める原因になります。
    まず、バーの方を向いて一番で立ち、そこからハーフ・トゥ(デミ)でライズするときに、まず足の裏、膝の後ろ、ふくらはぎ、ももの付け根の前側がしっかりと伸びていることを確認して下さい。
    この部分がしっかりと伸びてから、フル・トゥに立つことが大切です。
    伸びている感覚を覚えてくださいね。バーでセンターに行く前に、必ずこのエクササイズをして、足に感覚を思い出させてください。
  • フル・トゥからア・テールに下りるときの注意
    皆さんは、ステップでポワントの音がうるさい!と注意されたことがありませんか?
    それはポワントを履いているときに、つま先までしっかりと意識が働いていないせいだそうです。それを解決するためのエクササイズがあります。
    フル・トゥからア・テールに下りるとき、これでもか!!と思うくらいにハーフを意識して通りましょう。
    先生は数ミリずつ床に下りる感じで。。。とおっしゃっていました。
    指先から、指の付け根、デミのところ、土踏まず、そして踵(かかと)が床を触るギリギリまで。
    そして、逆にライズするときはその反対を通ってフル・トゥまで。
    先に書いた膝の裏側を伸ばすことも意識しながら、繰り返し行なってください。
    足の裏にはたくさんの筋肉と神経があり、それをすべて意識して踊ることで静かなステップ、柔らかく美しいポワントワークが可能になります。
    これは、バーレッスンの注意点でも書きましたが、ポワントを履いた時も益々重要な注意点ですね。
    足の付根からのターンアウトもお忘れなく。
  • エシャペの時にターン・インしてしまう!
    とてもシンプルなエシャペの繰り返しは、ポワントレッスンの時に良くありますね。
    でも、実はこのエクササイズをすると、ご自分のターンアウトが本当に出来ているかどうか、確認できます。
    5番ポジションから、エシャペ・ライズする時にターンインしてしまう方は、足の親指の方に重心が入りすぎています。
    お尻が開き、前につんのめっていませんか?
    逆にお腹が出てしまっている人は、小指に力が入りすぎていて、そっくり返っています。
    これも、正しいターンアウトで立てているということにはなりませんね。
    ライズから5番ポジションのプリエに下りるとき、ターンインしていたら、まるで6番ポジションでプリエしているようになりますね。
    お尻が出っ張って、いくら5番に下りようと思っても、足のポジションは美しくありません。
    正しいターンアウトは、脚の付け根から足が開いているのはもちろんですが、骨盤がまっすぐであること、ウエストの位置が斜めにならないこと、上半身がまっすぐであること(つんのめったり、そっくりかえったりしないこと)、頭の位置が5番のかかとの位置と同じ直線の位置にあること、など。。。
    とてもたくさんの注意するべき点がありますが、エシャペ・エクササイズをセンターでやってみると、ご自分が直すべき部分が見えてくると思います。
  • 美しいパドブレ
    バレリーナである証は美しいパドブレができること!と、イリーナ先生。
    白鳥の湖のオデットやオディールのパドブレは、白鳥の優雅な姿の足元(水面下)には、細かで早い水かきの動きがあるのだという表現ですね。
    繊細で静かなパドブレをするには、足首の柔らかさと、つま先まで伸びたポワント、そして、膝の自由さが必要です。
    カックンカックンというパドブレになってしまう方は、膝が硬く突っ張っている可能性があります。膝はリラックスさせて、自然に緩めるようにしましょう。
    そして、クロワゼで前へ進むときはお客様に見える方の足のターンアウトを意識して、出来る限り腿の内側を見せるように。進むのは後ろの足(二の足)から。二の足が前の足を押すようにすると、美しい5番ポジションのまま、前に進むことができます。
    どんなステップの時も、お客様側の足を意識することを忘れないでくださいね。
  • 音楽との協調性
    ポワントに限らず、バーでも、クラシカル・スタディの時も注意があった「音楽にあわせる」という重要なこと。
    実に多くの生徒さんが、自分勝手なカウントを取り、音楽の中で終わらなかったり、早く終わってしまったりというのを見受けました。
    音楽とバレエはお友達です。そしてピアニストの先生方は、みなさんが踊りやすいように音楽をつけてくださいます。
    それを、無視しないこと。そして、先生が出すカウントと音楽との協調性を素早く見つけて、音通りに踊ることはとても大切です。
    クラシカル・スタディの最中に、リー先生が「音楽にあわせられない生徒さんは、シリアスな問題ですよ!頭を使うこと(Use your brain!)、それができない生徒さんはダンサーになれません。」とレッスンを中断しておっしゃっていました。
    ご自分の日本のお教室でも必ず心がけて、音楽とはただの友達ではなくて、大親友になってくださいね!

バーレッスンでの注意点

クラシックバレエ・テクニッククラス まとめ

大変お待たせしましたが、今回のABS ITPのクラシックバレエテクニッククラスでの先生方の注意点、アドバイス、印象に残った言葉などをまとめてみました。
クラス中は細かいレッスンの通訳はできませんが、要所要所は説明をつけて通訳を行いました。
その場で直さなければならないところなどは、生徒さんが理解できるまで説明したと思っております。
以下記載するのは、主にイリーナ・コンスタンティノーバ先生(Ms.Irina Konstantinova)と、メーガン・コネリー先生(Ms.Megan Connelly),そして、リー・ロウエルズ先生(Ms.Leigh Rowles)のアドバイスになります。
生徒の皆さんは、私たちの通訳で行き渡らなかったところなどを復讐するつもりで目を通してくださいね。
何度かに分けて、アップしていきますので、ご不明な点、質問がありましたらメールでご連絡下さい。

バーレッスン

  • クラシックバレエの基礎、ターンアウトについて
    膝から下でコントロールしようとする方が多いですが、足の付根そして、腿(もも)の裏側を表(前)に出すように意識(いしき)して立ってみてください。
    お尻にはあまり力を入れすぎないように。
    力を入れすぎると、股関節(こかんせつ)もかたくなり、足・脚の部分の自由がきかなくなります。
    もし、自分のターンアウトの位置がわからなかったら、バーの方を向いて一番ポジションで立ち、アラスゴンドのタンデュに足を出してみてください。
    動足(どうそく)、だしている方の足のつま先を上げてみて、バランスが取れる位置。軸足(じくあし)の膝がきちんと伸びている位置。
    それがあなたのターンアウトの位置です。
    もし、ぐらついてしまったり、骨盤(こつばん)の位置が斜め(ななめ)になっている状態(じょうたい)で立っているとしたら、そこは正しいターンアウトではありません。
    無理をして足先だけやおしりの位置をぐらぐらして立っているのは「まちがい」です。
    正しいターンアウトの位置と、立ち方を体で学びましょう。
  • Isolation (アイソレーション・独立
    皆さんがバーで学ぶことはたくさんありますが、頭、首、肩、腕の付け根、上腕(じょうわん)、肘、手首、指など、すべての関節を別々に動かすことをバーについているときに確認することは、とても大切です。
    そのためには、体のすべてのパーツを「Isolate:独立させる」ことを意識しましょう。
    たとえば、首が硬くなっていたら、その上にある頭を自由に動かすことができません。
    左手バー、右足をタンデュでドゥバンに出すとき、頭の位置はどちらを向いていますか?
    クロワゼ・デリエールに出すとき、ちょっと覗き込むように手の先を見ますね?
    首が硬く緊張していたら、真正面をむいたままになってしまうかもしれません。
    首をやわらかく、リラックさせて、右(動足)につける。
    頭ではわかっていても、体が緊張していると忘れがちですね。
    バーについているときに、すべての体の関節を意識して動かせるようにしておくと、センターに出たときにもっと自由に体を動かせるようになります。
    サポート(バー)があるときに、単純な作業を体に覚え込ませるようにしましょう。
    これは、上半身だけでなく、下半身も同じです。
  • ルルベ
    どんなエクササイズでも、ルルベからアテールにダウンするときに注意が必要なのが、膝(ひざ)。
    たとえ、プリエで降りる時も、踵(かかと)が床に着くまで、膝を伸ばしておくようにしましょう。
    また、踵を床につけるまで、足の裏の筋肉を常に意識しておくようにします。
    それが、ジャンプからの着地の時に、柔らかく足の裏を使う訓練になり、静かな着地や怪我の防止になります。
    バーエクササイズで、まだバレエシューズを履(は)いているときに、靴の中で指先がまるまらないように注意しましょう。
    指先がまるまっていると(握っているような感じ)、足の裏、つちふまずが持ち上がってしまい、床を使うことができません。
    しっかりと床に立ち、足の裏の筋肉をいつも感じるようにしてください。
    足先をタンデュやジュテで出すときは特に、つま先が床から離れるまで、床を触っているような意識で。
    それが、美しいハーフ(デミ)を作り、ひいてはしっかりと伸びるつま先を作る訓練になります。
  • 自分のセンターを知る
    バーの方を向いて、一番に立ちます。
    アラスゴンドにタンデュ、二番ポジションでプリエ、タンリエして軸足を変え、手をバーから離し、反対の足を床から離してみます。
    その時、きちんとバランスを取って立てる位置が、あなたのセンターです。
    ただし、骨盤がまっすぐなこと、そして、おしりが出ていないこと、ターンアウトが正しくできていること、軸足に寄りかかっていないことなどをチェックして下さい。
    このバランスをスムーズに、一瞬で取れるようになると、すべて動きが楽にできるようになります。
  • コーディネートとシンクロ
    ポールドブラの美しさは、バレエ独特のものですね。
    美しさの秘密は、厳密に決められた動きのとポジションの正確さ。
    繰り返しの練習で、身につけたいものの一つです。
    それと同時に、足の動きもシンクロ(同調・どうちょう)させることが重要です。
    一つ一つのポジションに足(下半身)と上半身(ポールドブラ)が同時にぴったりと決まることが、美しいポーズや動きを作ります。
    写真を撮られたときに、アラベスクの上がっている足はポジションに入っているのに、腕が遅くてちょっとの差で遅くてへんてこな写真が撮られてしまったことはありませんか?
    それらは、上半身と下半身のシンクロ(同調)に意識をしていないために起こることです。
    バー・レッスンの時からしっかりと意識して、先生の出すカウントを聞き漏らさずその音で上半身も下半身も動かせるようにしてみましょう。
    もちろん、顔の位置も一緒ですね。
    体のすべてのパーツがシンクロ(同調)してこそ、バレエの美しい動きが作られるということを忘れないようにしましょう。

クラシックバレエのまとめについて

こんにちは!
皆さんからのアンケートの回答が寄せられており、川西も私もとても嬉しく思っています!
心のこもったメッセージ、ありがとうございました!
さて、今日、クラシックバレエのクラスで、先生方からの注意をまとめるつもりでしたが、どうしても時間が取れずまだ終わっておりません(^_^;)
今週中にはアップするようにしますので、今暫くお待ち下さいm(_ _)m

尚美

4月14日〜15日、メルボルンからシドニーそして帰国

4月15日早朝、4日間のITPとシドニーでの観劇を終えて、全員無事に帰国しました。
お出迎えのお母様たち、ありがとうございました!
そして、参加者の皆さん、怪我もなく、パスポートも誰もなくさず(笑)、元気な笑顔で帰国できたこと、心から感謝です!

画像の説明

以下のリンクで、今回の旅行中の写真を御覧いただけます。(PCのみ)
Picase Web AlbumというGoogleのシステムで、リンクをご存じの方しか見ることができません。
レッスンが中心でしたので、アクティビティや観光の写真は少ないです。ご了承ください。

ABS ITP 2012-09

尚、レッスン中の写真撮影は厳しく制限されていました。
今回アップしたレッスン中の写真ですが、他の生徒さんが写っているものに関しては、絶対に外部に出さないようにお願いします。
FacebookやTwitter、Mixiなど、ご自分のブログなどへの転載もご遠慮ください。
海外での肖像権の認識は、日本の認識とは異なります。
ご了解ください。

また、このアルバムは、約一ヶ月ほどで削除します。
それまでにご自分のパソコンにダウンロードするようにしてください。

それでは、皆さん、お疲れさまでした!
明日、クラシックバレエのテクニッククラスについてのリポートをまとめてアップしますので、また御覧ください!
また、アンケートの回答、メールでもOKです。是非、保護者の方々からのメッセージ、ご意見もお待ちしております。
よろしくお願い致します!ありがとうございました。

川西晴子&スウィリー尚美

4月13日、4日目、最終日です。

只今、午後6時20分。
あっという間の4日間が終わり、メンバーの半分の生徒さんとホテルに戻りました。
他の半分の方たちは、バリエーションの最終日です。

まずは、おうちの皆様に、無事にITPのスケジュールが終了したことをご報告させていただきたく、早々にブログをアップしました。
怪我もなく、またみなさん本当にしっかりとレッスンに打ち込んで下さって、引率の川西と、私も、とっても誇らしかったです。
最後に修了証書もいただきましたので、生徒さんから見せてもらってくださいね。
リー先生を始め、すべての先生から日本の生徒さんは素晴らしい!とお褒めをいただきました。嬉しいですね!

さて、簡単ですが明日の予定です。
午前6時30分、ホテル発、シドニーに向かいます。
シドニー空港からチャーターのバスでシドニー・オペラハウスへ。
オーストラリアンバレエの作品を1:30より鑑賞し、その後、観光をします。
一部の生徒さんが、コアラやカンガルーを見たいという希望がありますので、希望者のみ、お連れするかもしれません。
その際は、別途ワイルドアニマルパークの入場料をお支払い頂きますので、ご了承下さい。
観光後、夜(8:30)訂正9:30発の飛行機で成田に向かいます。
到着は日曜日の早朝になります。

それでは、これから、夕食と買い物に出ます。
最後の夜ですので、荷造りなどもあり、もしかしたら次のブログアップは日曜日の帰国後になるかもしれません。
予め、ご了承下さい。

尚美

4月12日、3日目です。Ballet psychology

3日目。ちょっと疲れ気味の生徒さんたち。
でも、すっかり慣れたスクールで、お友達もできたようです。
日本語を覚てくれた生徒さんもいて、「こんにちは!」「何歳ですか?」と聞かれたり。
さぁ、そんな時も、恥ずかしがらずに受け答えできるといいですよね。

ITPではクラシックバレエのレッスンは基本的に毎日行われます。
また、ポワントのクラスや簡単な作品を覚えて、皆さんで踊るという「Classical Study」というクラスもあります。

画像の説明

毎日、軽やかなワルツの音楽が廊下に響き、私もステップを覚えてしまいました。
通常のレッスンだけでなく、ひとつの作品を仕上げることで、生徒さんどうしの連帯感も生まれ、コミュニケーションも図ることができます。
人と合わせることを学ぶのは、とても大切なことですね。
今回はクラスごとに4名のグループで踊っていますが、明日は別のクラス同士で仕上げの発表があります。
年令によって少々振り付けが異なりますが、それぞれのクラスの集大成になりますので、見るのが楽しみです!

今回のITPで特徴的なクラスがもう一つあります。
それが「バレエ心理学」。講師はナタリー先生で、ABSのカウンセリングもしています。
ABSでは、毎週、心理学の学科があり、2期に分けてテーマを与えられて勉強するそうです。
時間の関係で1回しかありませんでしたが、とても有意義なクラスでした。
内容は、ポジティブシンキング「プラス思考」について。
身近なところで、バレエのレッスンが「Good class」であったか、「Bad class」であったかを決める理由を並べてみます。

「Good class」と思う日の理由は

  • できないことができた
  • 目標を達成できた
  • 先生にほめられた
  • 程よく疲れて、筋肉が温まった
  • 気持よく踊れた
  • 与えられたパを一度で覚えられた。

では、その反対に
「Bad class」と思う日の理由は

  • 具合が悪くて思うように動けなかった
  • 何度も間違えた
  • 先生に注意された
  • 先生や同じクラスの生徒から、人と比べられた
  • できないことができないままで、努力が足りないと自分を責めた
  • 先生の機嫌が悪くて、八つ当たりされた

などなど、沢山の例が挙げられました。
でも、このクラスの目的は、「コップにお水が半分も入っている」という考え方と「コップにお水が半分しか入っていない」という考え方の違いを無くし、
ネガティブな考えから、ポジティブな考えを引き出す方法を考えることです。

  • 具合が悪くて思うように動けなかった
  • では、できることだけやってみよう。それができたらGood class!
  • 何度も間違えた
  • 努力して間違えてしまうのは人間誰でもある。間違いから学ぶことが大切。
  • 人と比べられた
  • 先生が「あの人のようなつま先で踊りなさい」と言ったら、自分がダメだと思うのではなくて、どうやったら、その人のように踊れるか?を研究してみる。

など、実はネガティブな発想から、ポジティブな発想を引き出すことは簡単だったりするのです。
バレエダンサーである以上は批判される対象になるのは当たり前。
でも、自分を批判し、マイナス面ばかり見ていると良いダンサーになるのは難しい。
まずは自分の心の中を整理して、自分自身の良い所や、頑張っているところに光を当ててあげるのもとても大切なことです。

今日はコンテンポラリーのクラスも行われました。
講師はMargaret Wilson先生。
バーは使わずに、センターのみのエクササイズでしたが、足先、手、首、頭、と体のパーツを少しずつ動かして行き、最後はダイナミックに身体を使い、踊っていました。
重心の移行の仕方や、なめらかに上半身を波打たせたりと、クラシックとは違った動きの連続。
最初はちょっと違和感があった方もいたようです。
コンテンポラリーの経験は少ない方がほとんどですが、海外のスクールでは、必ずと言っていいほど、コンテのクラスがあります。
コンテンポラリーだから難しい・・・と考えがちですが、実は逆。
本当はクラシックバレエを習得している方の方が、コンテンポラリーは動きやすい。。。と、ある振付家の先生がおっしゃっていました。
なぜなら、クラシックバレエは究極の体のコントロール方法だから。
これがコンテンポラリーに活かせないはずがありません!
体のポジション、重心の移動方法は違っても、それをコントロールするという意味では、クラシックもコンテも変わりありません。
「クラシックバレエが得意だから、コンテは苦手」というネガティブな意識から、「クラシックバレエが得意だから、コンテも踊れます!」という考え方をしてみたらどうでしょう?
これも「バレエ心理学」で学んだことが活かせるテーマかもしれません。

明日はいよいよ最終日。
あっという間の4日間です。
皆さんのノートにはどんなことが書き留められたでしょうか?

4月11日、2日目です。Ballet Theory Class

昨日より暖かい朝を迎えたメルボルン。各自朝食を済ませ、9時15分にホテルを出発しました。
クラシックのクラスは、イリーナ先生とコネリー先生です。
テクニックのクラス中は、やはり他の生徒さんもいらっしゃいますし、通訳をしながらになってしまうので写真を撮るのが難しく、文章だけのご報告になりますことお許し下さい。
さて、今回は4日間の短い期間ということもあり、毎日、バーとセンターで与えられるパが同じになります。
とても単純で、簡単そうに見えますが、だからこそ、昨日リー先生がおっしゃった「質」が問われるパになります。

画像の説明

簡単だからこそ、質を高めなければ自分の持っている資質を魅せることができません。
パを覚えることはもちろん必須ですが、与えられたパをどれだけ正確に、そしてそのパがなんのためにあるのか?を理解してエクササイズすることができるか?
先生たちは、体の使い方と、ポジションの大切さを随所に説明しながらレッスンを進めます。
これは、通常のクラスでも言えることですが、「ポジションを言われたら、すぐに動ける」そのためには「全世界共通のバレエ用語を理解する」ことを学ぶことが、必要不可欠だということを教えて下さいます。

それに関係あることなのですが、今日はTheoryのクラスについて書きたいと思います。
Theoryとは「理論」いわゆる「バレエ理論」ですね。
Mrs.Williams 先生が、バレエを理解するために必要なパの名称や、それを組み合わせてエクササイズを作るというクラスをしてくださいました。
バレエで使われている用語はフランス語と時にはイタリア語です。
そしてバレエのメソッドがどれであっても、ほとんどが共通したパの名称やポジションの名称を使います。
画像の説明
つまり、ひとつのメソッドを理解していれば、どこの国に行っても、その国の言葉がわからなくても、バレエを踊ることはできるわけです。
それを証明するために出された課題は、自分たちで32カウントのバーレッスンを作ること。
グループごとに自分たちでバーレッスンを作り、そして文章(箇条書き)で書きます。
たとえば、タンデュ。
5番ポジションから4カウント使ってプレパレーション。
アームスは2番ポジションのまま、4カウントを使って、タンデュ・ドゥバンx4。
次に、アームスは2番のままで、アラスゴンドにタンデュx4。
バーの方の足をデリエール4回。前の足を再度アラスゴンドにタンデュx4。
プリエして終わり。
顔の位置も大切ですね。動足に顔をつけるのか、軸足につけるのか、それとも、ずっとドゥバンを向いたままなのか。。。。
というように、バレエを知っている人なら、それを読めば動けるように細かいところまで書いてみる。
いつも先生に出されている課題を、今度は自分で理解して、人に伝える(もしくは自分のために理解する)そんなレッスンでした。
今日はおおまかに組み立ててみて、次回の授業では実際に書いたことを元に動いてみるそうです。
もし、ご自分が海外でバレエを学ぼうという目標があるとしたら、少なくともパの名称と意味、そして方向4つのポジションの方向(ドゥバン&デリエール、エファセ&クロワゼの組み合わせ)と8つの方向(放射状の方向)を体で覚えるのは必須のことです。
もし、ご自分のお教室で教えられていないとしたら、本を見る、インターネットで調べるなどして、必ず習得しておいて下さい。
絶対に損はありません。

さて、今日の午後はお姉さんチームと街に出ました。
私達が滞在してる場所、そして学校がある場所は文化的な雰囲気のある地域です。
でも、メルボルンの中心街はもっと賑やか!
ヤラ川を渡り、中央駅を超えて繁華街へとお散歩しました。

画像の説明
写真は中央駅をバックに。ヘン顔で(・∀・)

オーストラリアはヨーロッパ、特にイギリスの文化が色濃く残る場所。
ゴシック建築の教会や、駅の建築様式、1920年代から変わっていない路面電車のデザインなどを見ることができます。
バレエが生まれたのはヨーロッパ。
そしてオーストラリアンバレエスクールも、その影響を沢山受けています。
せっかく海外でバレエを学ぶのですから、バレエだけでなく、その国の文化やバレエが作られた時代背景など、沢山学べることがありますね。
そんな話をしながら、もちろん、ショッピングも楽しみました。

画像の説明
2ダースのコアラをゲットしたゆうかちゃん。

画像の説明
皆でクリスピークリームドーナツをおやつに。

画像の説明
帰り道はとっぷりと日が暮れ、メルボルンの夜景をバックにお姉さんの「大人」な顔。
今日のメルボルンは暖かく、活気溢れる街並みと人々の喧騒を感じながらのそぞろ歩きはとても楽しかったです。
そんなお散歩の最中、皆さんはどんなことを思ってくれたでしょう。
海外で学ぶことは暮らすことと直結します。
物価、人々、コミュニティ。様々なことを一度に学ぶことは難しいです。
でも、このチャンスを、しっかりと生かして海外で学ぶこととはどんなことなのか?肌で感じて欲しいですね。
夕食の後、川西の部屋に女子生徒が集まり、アドバイスを受けました。
10代で将来の道を決めなければならない岐路に立たされた彼女たち。
でも、自分の感覚と感性を研ぎ澄まし、自分に今、何が一番必要なのかを感じ取っていただきたいと心から思います!
明日はもう後半です。ご自分の持てる力を最大限に発揮できますように!

4月10日、レッスン開始!

雨上がりの空に虹がかかったメルボルンの朝。
朝食を済ませて、9時にホテルを出発。学校までは歩いて5分の距離です。
お団子頭の女の子たちが、あちこちからゾロゾロと学校へ向かいます。
今日は初日とあって、お父さん、お母さんに連れられてやってくる、オーストラリアやニュージーランドからの生徒さんが多く、レジストレーション(受付)する会場はごったがえしていました。
在校生である西村なえさんがお手伝いしてくださり、私たちの受付はスムーズに終わりました。

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写真は西村なえさん、リー校長先生、そして一日手伝って下さった柴平くるみさんです。
先輩が活躍する様子を見るのは励みになりますね!
9時半になるとリー校長先生がいらして、ご挨拶。
生徒さんだけが集められてオリエンテーションが行われました。

画像の説明

リー先生のお話の内容を簡単にご紹介します。

「皆さんが各地から来てくださったこと、とても嬉しく思います。
それぞれが毎日、少しでも進歩するように先生方の教えをきっちりと理解して、心に刻んで下さい。
それには、毎日、言われたことを書き留めることがとても大切です。
そして翌日には注意されたことが直せるように努力しましょう。
皆さんがどのぐらい集中してレッスンを受けているか、intelligence な生徒かどうか、翌日にステップを覚えているかどうかで分かります。
また、わからないことは質問して下さい。ご自分の先生とは教え方が違うかもしれません。ステップの呼び方も違うかもしれないですね。
それは間違ったことではないので、理解できなかったら手を上げて質問しましょう。
私達ABSの教師が生徒さんに望むのは、クラシックの基本を学んで欲しいということです。
いらない動きをそぎ落とし、Purerity (純粋なクラシックバレエの動き)とSimple(シンプル)であることです。
それが、ひいては、体を自由にコントロールするための基礎になります。
そしてすべての動きのQuality (質)を高めること。
回転の回数やジャンプの高さではなくて、質を高めることが、数年後プロフェッショナルを目指すときに、必ず違いが出てきます。
教師が今の年齢の生徒にに求めるものは、将来の生徒に必要なものを身につけることです。
将来、大きな動きや魅せる動きを身につけるためには、Purity, Simple, Qualityがとても大切です。
この4日間は短いですが、できることは沢山あります。
どうぞ、楽しんで、そして昨日より良いダンサーになって帰って下さい。」

リー先生の言葉は、クラシックバレエを習うみなさんにとって、とても大切なことですね。
きっといつかこの学校で学んだことが、皆さんの役に立つ時がくると思います。

さて、最初のクラスはウォームアップエクササイズ。

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そしてクラシックテクニック、ポワント、午後はキャラクター、講義、クラシックの簡単なダンスをクラスごとに4日かけて習うレッスン、ボディコンディショニングと続き、午後3時45分に終了しました。

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最終的に、3つのクラスに分けられましたので、それぞれ毎日違うスケジュールになりますが、明日からは午前10時か、10:15分開始。終了は4時前後になります。

ランチはスクールのカフェテリアで食べましたが、混み合うので注文するだけでも大変です。

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写真はまだ誰もいないカフェテリア。
嵐の前の静けさです(笑)
毎日、専属のスタッフさんが、ダンサーの健康を考えたお料理を作ってくれています。

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壁いっぱいに貼られたダンサーのポスター。
とっても素敵です。

夕方、他の生徒さんが帰った後、リー校長先生からのプライベートバリエーションのレッスンを受けます。
今日はお姉さんチーム4名のバリエーションが行われました。
4日間あるので、2回ずつレッスンを受けます。

皆さん初日を元気に、そしてかなり満足した様子で、楽しい!!!を連発していました。
スケジュール的にはとても厳しく、休む時間はありませんが、それで体力をつけることも大切ですね。

本日のリポートは概要のみになりますが、明日以降、各クラスのリポートをさせていただこうと思います。

4月9日、メルボルンの様子です!

メルボルンは今、午後9時半。
夕食が終わり、ホテルに戻りました。
今夜はホテルから歩いて5分のところにある、ヤラ川のほとりのレストランで夕食を頂きました。

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Kids Menueがあるレストランだったので、お子様も丁度よい量のお食事をいただくことが出来ました。

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食事の話になってしまいますが、食べることはとても大切なこと。
私達がいつも気になるのは、皆さんがお腹が空いていないかということです。
今日は到着後のランチはフードコートでいただきました。

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好きなものを食べられるので便利です。

さて、ここで、訂正とお願いです。
大変申し訳ないのですが、旅行会社からの請求書に記載があったとおり、今回のツアーには朝食がついていないプランになっておりました。
私からのメールには朝食がついていると書いてしまいましたが、入っていませんでした。申し訳ありません。
明日は、アメージングアーツの方で皆さんに朝食券を購入しました。
明後日からの3日間(水・木・金)は、各自でご負担いただくことになります。
ホテルの朝食は19ドルかかるので、皆さんがよろしければ、前日にフードコートで美味しいパンやサンドウィッチを購入して、翌朝食べるという方法、または、 学校のカフェテリアで食べることもできます。
お部屋にはお湯をわかすポットと、コーヒー、紅茶が備えてありますので、簡単な朝ごはんを食べることは可能です。
しかしながら、卵料理やソーセージなどはご用意ができませんので、ホテルでの朝食をご希望の場合はそのようにしていただきます。
いずれにしても、今回のツアーにはお食事が含まれていないということで、ここに訂正し、お詫び申し上げます。

明日は午前9時にホテルを出発して、9時15分からITPの開始です。
レッスンの予定は、明日のオリエンテーションで分かりますので、夜にはご案内できるかと思います。

4月8日、9日、出発そして、到着

メルボルンからです!無事に到着しました!
4月8日午後8時30分、定刻に出発したシドニー行きのQF22は、予定よりも早く到着。

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乗り換えも皆さんの協力があってとてもスムーズで、メルボルンのホテルに午前11時半には着きました。

シドニーの空港で、メルボルン行きを待つ皆さん。

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スコールのようなにわか雨がありましたが、晴れ間も出る程度のお天気。
気温は13度ぐらいです。
空港からメルボルンの街へ向かうフリーウエイから見える、風景です。
画像の説明

ランチは、すぐ近くのフードコートへ行きました。
そして、早速、バレエショップのBLOCHでお買い物をしました。
ショッピングセンターでは、イースターのお菓子が沢山!
イースターバニー(うさぎ)の形をしたチョコレートを買ったお店で、ウサギさんになった3人(^O^)

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すでに皆さん、お部屋に入ってくつろいでいる様子ですが、夕食は7時を予定しています!

取り急ぎ、無事到着の報告まで。

時差は2時間ではなくて、4月より、1時間になりました。
後ほど、写真などアップします!

尚美

The Australian Ballet School (ITP)

  • オーストラリアンバレエスクール
    • メルボルンに位置する、オーストラリア唯一の国立バレエスクール。
      YAGP日本予選では、スカラシップとITP(International Training Program)への入学許可賞を提供しています。
  • ITPとは?
    • ITPとはInternational Training Program の略です。
      海外の生徒さんで、短期で学校を訪れ正規生徒さんと一緒に、レッスンを体験できるプログラムです。
    • ITP参加の方には、まず学校から各自のレベルが報告されます。
      そのレベルの受講が可能が時期が決まっており、指定された期間に
    • 一度、そのIPT集中プログラムを受けます。
      学校ではレベルごとに朝から夕方まで、充実したカリキュラムでレッスンを受けることが出来ます。
      また、期間中、学校側の許可がおりると、その後、一年の間に指定されたITPの時期に正規生とともに再度受講するとができるというものです。
  • カリキュラム(例)
    • クラシックバレエテクニック
    • ポワントワーク
    • キャラクター
    • ボディコンディショニング
  • 2012年4月8日出発、4月15日成田帰着のツアーリポートは、4月9日より開始します。
    参加者の皆様、ご家族の皆様、どうぞお楽しみに!
    (尚、インターネットの環境次第では毎日の更新ができない場合がございます。ご了承ください)

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